床下の改善で家の寿命を延ばす
換気・調湿で床下からの被害をシャットアウト
長年シロアリ駆除に携わる上で、雨宮が出した結論は、床下環境を左右する大きな要因として、通気性の確保と湿度コントロールであると考えております。 しかし、床下は毎年のように頻繁にチェックできるものではありません。だからこそ、ランニングコストを最小限に抑えた上で、長い間安心して住まうことのできる換気・調湿対策をご提案いたします。
結露、水溜、カビに悩まさせる前に早めの対策を…
床下換気ファンによる対策
換気ファンを使って低ランニングコストで強制換気。
最も湿気がたまりやすい床下中央部へ換気ユニットを設置し、 高湿な空気を直接ダクトで排出するユニットです。
1日8時間の運転で電気代120円程度/毎月と非常に低い ランニングコストが魅力的です。
少ない台数で高効率に使用可能です。
基礎の全周から外気が流入するため、床下全体に乾いた空気が¥行き渡ります。湿度を低下させることで、木材腐朽菌やしろありの繁殖を抑え、被害発生のリスクを減少させます。
また、床下外周部の換気はパッキンによる自然通風を利用するため、20坪程度までなら1台のみの設置で防湿効果を発揮できます。 従来のように複数台の設置が必要ありません。
調湿材による対策
セラックスA
耐久性に優れ、長期間安心して使用可能
換気対策をさらにすすめた湿気対策が調湿剤の散布。 多孔質の大きなセラミックでできており、床下全体に散布するだけで、 長期間メンテナンスフリーで床下の湿度状態を最適に保ちます。
抜群の吸放湿性能
実験データでは、1kgのセラックスAで1kgの水を吸い込むことができ、 吸い込んだ水を30時間で全て放出させることが可能です。
備長竹炭
木造住宅に特におすすめしたいのが自然のパワーで、床下の湿気をコントロールできる備長竹炭。調湿と同時に有害物質も吸着します。袋状になっており、施工も簡単です。
木材の強度アップや断熱効果も。
袋の表面はアルミ遮熱性透湿シート加工。赤外線反射により 室内からの熱を吸収。床下の温度を若干上昇させることで 木材が乾燥し、含水率が低下。木の強度アップに繋がり、 耐震性・耐風性の強化や、住まいの保温効果も高めます。