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家の中で羽アリを見つけたら、「いったいどこから発生したのか」が気になるのではないでしょうか。

羽アリは外から飛んでくる場合もありますが、家の中やベランダなどにシロアリが巣を作っており、そこから発生する可能性もあります。

この記事では、羽アリがどこからやってくるのか、家の中に現れた場合の対処法を解説します。

羽アリがクロアリかシロアリかの見分け方も紹介するので、羽アリにお困りの方は参考にしてください。

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羽アリはどこから来るのか

巣の中に生息する一部のアリは、生殖時期を迎えると「羽アリ」になって、巣から飛び立ちます。

実際に羽アリはどこから侵入するのかについて見ていきましょう。

自宅や周辺の巣から飛び出す

新たな巣を作る役割を持った羽アリは、繁殖期を迎えて飽和状態になった巣の中で発生します。

その後、蟻道やキッチンの壁のすき間を通り、外に出てきて飛び立ちます。そのため、羽アリを見つけた場合は周辺で巣が見つかるかもしれません。

イエシロアリは夕方から夜にかけて飛来するので、電灯の光に引き寄せられて共用部分やベランダに発生することもあります。

また、シロアリは浴室やキッチンなどの床下、家屋の土台部分や周辺の庭木など、老朽化した木材の近くに巣を作ります。これはシロアリが木材を餌としており、暖かく湿気のある暗い場所を好むことが理由です。

 

一方、クロアリは庭先の土の中に作った巣から侵入してくる可能性が高いです。

コンクリートに住むオオズアリや、動物性のたんぱく質を好むルリアリは機械油を好むため、電気製品や車の中などから発生することもあります。

窓やベランダから侵入する

家の中や周辺に巣がない場合でも、窓やベランダなど外から侵入してくることがあります。

夜に外を飛んでいる羽アリは光に集まる習性があるため、明るい部屋の窓や網戸に群がります。

また日中に活動する羽アリは、窓やサッシの隙間から入り込んできます。外部からのおもな侵入経路は、窓や玄関・ベランダなどです。

家の外環境がシロアリ被害に及ぼすリスク

シロアリの侵入リスクは、家の構造や建材だけでなく、周辺の環境によっても大きく影響されます。

特に、家の近くに森林や水源がある場合、湿度が高くなりやすく、シロアリが集まりやすくなります。

また、庭に放置された木材や段ボールがシロアリの格好の巣作り場所となることがあります。

こうした外的要因を管理することで、シロアリ被害のリスクを大幅に減らすことができます。

羽アリを見つけたときのポイント

羽アリを突然見つけると、どうしていいか分からなくなることがありますよね。そんなときには、冷静に以下の対応を心がけましょう。

専門業者に相談を

羽アリを見分ける方法を知っていても、実際に大量発生すると正しい判断が難しいものです。

特に、不安な場合や「これって本当にシロアリ?」と疑問に感じたら、迷わず専門業者に連絡しましょう。

発生場所や時間、羽アリの数などを伝えると、より的確なアドバイスを受けられます。

ほとんどの業者が無料で相談を受け付けているので、安心して問い合わせてみてください。

殺虫剤はNG!羽アリを捕獲

羽アリを見つけたら、すぐに殺虫剤を使ってはいけません。

理由は、殺虫剤を使うと羽アリが巣に戻ってしまい、発生源の特定が難しくなる可能性があるからです。

羽アリそのものは木材を食べません。巣にいる働きアリが木材を食べるので、焦らずに対応することが重要です。

捕獲した羽アリは、業者が確認しやすいように保管しておきましょう。テープなどで貼り付けると簡単です。

数匹の死骸や羽でも、十分に業者が判断する材料になります。

掃除機で残りの羽アリを吸い取っても問題ありません。

家の中で羽アリを見つけた場合の対処法

家の中で羽アリを見つけたら、種類を見分けて駆除しましょう。

黒アリかシロアリかを判断する

まずは羽アリがクロアリなのかシロアリなのかを確認しましょう。シロアリの羽アリとクロアリの羽アリの見分け方は次の通りです。

種類 シロアリ クロアリ
前後の羽が同じ大きさ 前羽が大きく後ろの羽が小さい
羽脈 羽脈が細かくて薄い 羽脈が少なく濃い
胴体 くびれがなく寸胴型 細いくびれがある
触角 短い・数珠状で直線的 長い・「く」の字に曲がっている
色・大きさ 茶・黒・黄褐色など
5mm~10mm程度
茶・黒・茶褐色など
2mm~20mm程度

おもに後羽の大きさと腹部のくびれの有無などが判断しやすいポイントです。

羽アリを駆除する方法

家の中で見つけた羽アリを駆除するには、次のような方法があります。

 羽アリを駆除する
  • 掃除機で吸い取る
  • 粘着テープで取る
  • ビニール袋をかぶせる

なお、羽アリを室内で見つけたとき、市販のスプレー等で対処することは避けましょう。

市販のスプレーには薬剤成分の中に忌避効果のあるものが含まれており、奥に潜んでいるシロアリが「逃げ込んだり隠れたりしてしまう」可能性があるからです。

別の場所に逃げ込んで巣を作ると、被害が拡大してしまう恐れがあります。

羽アリを予防する方法

羽アリが侵入するのを防ぐための予防対策を紹介します。

網戸の目を細かくする・隙間をテープでふさぐ

羽アリが網戸や窓に飛んできても室内へ侵入できないように、網戸やサッシの隙間をテープでふさぎましょう。

網戸の目が粗いと小さな羽アリは侵入してしまうため、細かいものに交換するだけでも予防になります。

侵入路に忌避剤を使う

外からの羽アリが集まりやすい窓や網戸、玄関などに市販の忌避剤をつるしたり、スプレーしたりしておく方法もあります。

スプレーは寄せ付けないようにする目的で使い、駆除する際には使用しないようにしましょう。

羽アリを見つけたら巣が無いかの確認を

シロアリの巣

家の中や周辺で羽アリを見つけたら、近くに巣を作っているかもしれません。被害が拡大する前に巣を見つけることが重要です。

シロアリは床下や壁の隙間など、自分で見つけるのは難しい場所に巣を作っていることが多いため、専門業者に調査を依頼することをおすすめします。

専門業者なら専用の装備や道具を使い、プロの経験と知識をもとに、巣がありそうな場所を調べてくれます。

駆除が必要になった際の費用の相場などはこちらの記事を参考にしてください。

まとめ

羽アリは、窓やベランダ、玄関からほんのわずかな隙間でも通り抜けて侵入してきます。

まずは家の中に入り込まれないために、侵入経路となる網戸やサッシの隙間を塞いだり、忌避剤を置いたりするなど対策をしてみてください。

また、家の中に羽アリが発生している場合は、近くに巣があるかもしれません。

床下や壁の中など見つけにくい場所に巣を作っていることが多いため、一度専門業者に相談してみましょう。

この記事の監修者

犬飼 章博

  • 2015年 最年少で豊橋支店長就任
  • 2021年 本社支店長就任
  • 2023年4月より愛知県しろあり対策協会理事

住宅のシロアリ調査から始まり、その他の様々な害虫対策や防水・断熱といったリフォーム工事全般を経験してまいりました。調査実績は延べ数千件以上。
本社の支店長になっても現場が好きで、今も前線で活動しております。

疲れた体を癒すため、趣味は温泉巡りです。

資格
しろあり防除士
一級建物アドバイザー