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家の中で羽アリが発生した場合、「自分で駆除できるのか」「専門業者に依頼した方がいいのか」など、疑問に感じる点は多いのではないでしょうか。
羽アリはシロアリの親であり、放置すると家に深刻な被害を与える可能性があるため、見つけたらすぐに対処しましょう。
この記事では、羽アリを駆除する方法や専門業者に依頼した場合の費用について解説します。
家の中に発生した羽アリを自分で駆除する方法
羽アリが発生した場合、家の中にある道具を使って駆除できます。慌てずに対処しましょう。
掃除機で吸い取る
自分でできる対処法としては、掃除機を使って吸い取る方法が効果的です。多くの羽アリは、掃除機で吸い取った際の圧力で死んでしまいます。
仮に掃除機の中で生きていても、生息するのに必要な水分がなければ1日ほどで死滅します。
粘着テープで捕獲する
粘着テープを使い、羽アリの体の一部を捉えて捕獲することもできます。
捉えた羽アリを挟むように粘着部分を重ねると、直接手で触れる必要もありません。
出入口に袋を設置し捕獲する
家の中にいる羽アリを駆除した後は、羽アリの出入口を探し、その場所にポリ袋やビニール袋を被せて捕獲しましょう。
羽アリが出入りしやすい場所は、タイルの割れ目や柱の継ぎ目などです。
室温を下げる
温度調整ができる室内であれば、室温を大きく下げることで、羽アリの発生条件を下げられる可能性があります。
羽アリが発生するには、温度と湿度が一定以上必要です。そのため、室内での温度を大きく下げることで、発生状況を緩和することに繋がるケースも考えられます。
完全に駆除するには専門業者に依頼したほうがよい
羽アリは、毎年4~7月頃の巣から飛び立つ時期に、大量発生します。
家の中に発生した羽アリを駆除してもまた出てくる場合は、家の中や周辺に巣を作られているかもしれません。
シロアリは、床下や土の中などに巣を作るため、自分で見つけ出すのが難しいとされています。
そのため、家の中に発生する羽アリを駆除した後の処理は、専門業者に依頼することをおすすめします。
雨宮でも、巣の発見・床下の診断は無料で実施しております。 気になる方はご相談ください。
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駆除業者に依頼した場合の費用相場
シロアリの駆除にかかる料金は1平方メートルあたりの単価で計算されるケースが多く、1,320円~3,250円程度が相場です。たとえば60平方メートルの場合、約79,200円~19万5,000円の費用がかかります。
駆除範囲だけでなく、シロアリの種類や被害の範囲、施行方法などでも料金が変動します。
また業者によって料金が異なるので、複数の業者から見積もりを取り「アフターメンテナンス、施工の方法、どういった会社なのか」なども比較しながら選びましょう。
羽アリに関する疑問について解説
最後に、「羽アリの見分け方」や、「羽アリが発生する原因」などの気になる疑問について解説します。
シロアリとクロアリの見分けかた
羽アリには、大きく分けてシロアリとクロアリの2種類が存在します。それぞれの特徴は、次の通りです。
種類 | シロアリ | クロアリ |
---|---|---|
羽 | 前後の羽が同じ大きさ | 前羽が大きく後羽が小さい |
羽脈 | 羽脈が細かくて薄い | 羽脈が少なく濃い |
胴体 | くびれがなく寸胴型 | 細いくびれがある |
触角 | 短い・数珠状で直線的 | 長い・「く」の字に曲がっている |
色・大きさ | 茶・黒・黄褐色など 5mm~10mm程度 |
茶・黒・茶褐色など 2mm~20mm程度 |
「寸胴型で羽の長さがすべて同じ」なのがシロアリ、「くびれがあり、後羽よりも前羽の方が長い」のがクロアリです。
また、家の木材を食べるのはシロアリだけです。クロアリの場合、家の木材を食害する危険性はありません。
羽アリが発生する原因
現在の巣が手狭になったシロアリは、別の場所に新しい巣を作るために飛び立ちます。
羽アリは全体の2~3%程度だと言われおり、シロアリやクロアリのすべてが羽アリになるわけではありません。そのため、羽アリが大量発生した場合は、家の内外に対象の白蟻が潜んでいる可能性があるというわけです。
また、近所で古い家が解体されたときには、そこを棲み家にしていた羽アリが大群で移動してくることもあります。
羽アリが発生する時期
日本に生息しているシロアリのうち、家に被害を与えるのは、ヤマトシロアリ・イエシロアリ・アメリカカンザイシロアリの3種類です。
羽アリとして飛び立つする時期は、それぞれ異なります。
ヤマトシロアリ | 4~5月頃 |
---|---|
イエシロアリ | 6~7月頃 |
アメリカカンザイシロアリ | 6~9月頃 |
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基本的には、どのシロアリも「冬の時期は活動が鈍くなる」傾向にあります。
しかし、高温多湿で生息に十分な水分が確保できるなどの好条件が揃っていれば、時期に関係なく発生する可能性はあります。
まとめ
羽アリにはシロアリとクロアリの2種類が存在します。どちらの羽アリに該当するかは、胴体の形・羽の大きさ・触覚の形を確認すると判別しやすいです。
家の中でシロアリの羽アリを見つけたら、まずはその羽アリが何なのかを確認し、掃除機や粘着テープなどで冷静に対処してください。
また、近くに羽アリの侵入口がある場合は、新たな侵入を防ぐためにふさぎましょう。
自分で羽アリの対処をおこなった後、宅内や床下に巣を作られていないかを、専門業者に確認してもらうことをおすすめします。
専門業者に依頼された方の声
お陰様で安心して生活しております。
いつもありがとうございます。貴社の方は、いつも笑顔を忘れず、迅速に対応いただき、散布後の状態もカメラで説明いただき、完了後の封書も納得できています。(愛知県 男性)
職人技に感動しました。
非常に狭い場所にも入って確認していただき、職人技に感動いたしました。ありがとうございました。(東京都 女性)
この記事の監修者
犬飼 章博
- 2015年 最年少で豊橋支店長就任
- 2021年 本社支店長就任
- 2023年4月より愛知県しろあり対策協会理事
住宅のシロアリ調査から始まり、その他の様々な害虫対策や防水・断熱といったリフォーム工事全般を経験してまいりました。調査実績は延べ数千件以上。
本社の支店長になっても現場が好きで、今も前線で活動しております。
疲れた体を癒すため、趣味は温泉巡りです。
- 資格
- しろあり防除士
- 一級建物アドバイザー